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2018年11月1日木曜日

ボビンレースの基本ステッチ(3) ハーフステッチ

ボビンレースの基本ステッチは、リネンステッチ、ダブルステッチ、ハーフステッチの 3 種類だけです。


今回は、最後のハーフステッチの練習です。

リネンステッチ、ダブルステッチについては、以下の記事を参照してください。
ボビンレースの基本ステッチ(1) リネンステッチ
ボビンレースの基本ステッチ(2) ダブルステッチ

ハーフステッチの練習


リネンステッチ、ダブルステッチと同じように「型紙を作る」で作成した型紙を使います。

ボビンのセットも同じで、一番左のピンに1ペア、他のピンには2ペアずつ、計7ペアのボビンをかけます。

今回は、一番左の糸(旅の糸)だけピンク、ほかの糸は緑にしてみました。


左から2ペアずつハーフステッチ(C→T)をしていきます。

最初のハーフステッチ

すべてのペアと1回ずつハーフステッチしたところ

一番右のペアまでハーフステッチしたら、ツイストを1回入れます。
(ハーフステッチは最後にツイストが入っているので、端のペアには、結局2回ツイストが入ることになります。)

リネンステッチとダブルステッチでは、一番左のピンにセットした旅の糸がずっと一緒に動くのですが、ハーフステッチでは旅の糸(ピンクの糸)が分かれてしまうのが面白いところですね。

その後、右端の穴にピンを打って、今度は右から左へダブルステッチをしていきます。

離れ離れだった旅の糸が右端で再会したところ

これを繰り返して、好きな長さまで練習します。

出来上がったものが下画像の右のレース。

左がリネンステッチ、真ん中がダブルステッチ、右がハーフステッチです

リネンステッチにツイストが一回入ったり、クロスが一回抜けたりするだけで、まったく違うものになるのが本当に面白いですね。

私は3つのステッチの中では、ハーフステッチの雰囲気ががいちばん好きです。