ボビンレースの基本ステッチは、リネンステッチ、ダブルステッチ、ハーフステッチの 3 種類だけです。
参照: ボビンレースの基本ステッチ
今回は、最後のハーフステッチの練習です。
リネンステッチ、ダブルステッチについては、以下の記事を参照してください。
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ボビンレースの基本ステッチ(1) リネンステッチボビンレースの基本ステッチ(2) ダブルステッチ
ハーフステッチの練習
リネンステッチ、ダブルステッチと同じように「型紙を作る」で作成した型紙を使います。
ボビンのセットも同じで、一番左のピンに1ペア、他のピンには2ペアずつ、計7ペアのボビンをかけます。
今回は、一番左の糸(旅の糸)だけピンク、ほかの糸は緑にしてみました。
左から2ペアずつハーフステッチ(C→T)をしていきます。
最初のハーフステッチ |
すべてのペアと1回ずつハーフステッチしたところ |
一番右のペアまでハーフステッチしたら、ツイストを1回入れます。
(ハーフステッチは最後にツイストが入っているので、端のペアには、結局2回ツイストが入ることになります。)
リネンステッチとダブルステッチでは、一番左のピンにセットした旅の糸がずっと一緒に動くのですが、ハーフステッチでは旅の糸(ピンクの糸)が分かれてしまうのが面白いところですね。
その後、右端の穴にピンを打って、今度は右から左へダブルステッチをしていきます。
離れ離れだった旅の糸が右端で再会したところ |
これを繰り返して、好きな長さまで練習します。
出来上がったものが下画像の右のレース。
左がリネンステッチ、真ん中がダブルステッチ、右がハーフステッチです |
リネンステッチにツイストが一回入ったり、クロスが一回抜けたりするだけで、まったく違うものになるのが本当に面白いですね。
私は3つのステッチの中では、ハーフステッチの雰囲気ががいちばん好きです。